第73回 インセクトフェア

今月 9月23日(土)、大手町サンケイプラザにて毎年恒例のインセクトフェアが開催されます。
毎年この時期に、サンケイプラザの3F・4Fの2フロアを貸し切って開催されている、世界トップクラスの規模を誇る有名な昆虫フェア(即売会)です。

いつもは1ヶ月前の8/23に記事を書くようにしていたのですが、今回は失念していて9月に入ってからになってしまいました(^^;

…でまぁ、例によって毎度毎度「フェアとは何ぞや?」と同じコトを書くのもアレなので、もしまだフェアに行ったコトがなく、どういうものなのかを知りたい方は、以前の同フェア記事をお読み下さいませませ。

第67回 インセクトフェア


大手町インセクトフェア
9月23日(土) 10:00~16:00


大手町サンケイプラザ(→地図
〒100-0004
東京都千代田区大手町1-7-2



…ちなみに、私も恒例で一卓だけ出展致します(多分4階会場)。
標本教室の宣伝&知人や教室に参加してくれた方とのご挨拶が主目的なので、売り物はほとんどないと思います(…賑やかし程度に何か売るかもしれないけど)。
ですので、狙いのモノをゲットした後にでも、気が向いたらブースにお立ち寄りくださいませ。
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自然の節理

一見するとまだまだ夏のようでも、森のあちこちが既に秋へと変わりつつある…
そんな秋の気配が日に日に強まる森を歩いていると、突然けたたましいセミの悲鳴が響いた。
鳥か何かに追われたかと思ったが、声の出所が近く、しかも止まない。
何だろうかと探してみると、アブラゼミをがっしと捕らえたオオカマキリの姿。

オオカマキリの捕食-1

セミは必死に鳴き叫び、暴れる。だが、オオカマキリはそんなもの意に介さず、セミの複眼にかぶりつく。
トドメなど刺さず、暴れるのをよそに頭からもりもりと喰らい始めた。

オオカマキリの捕食-2

少しずつ、少しずつセミの暴れ方が弱まっていく…。

捕まれば死 、それが自然の掟。

その場面を目の当たりにした出来事であった。

お客様

8月27日、多摩六都科学館での標本教室のお仕事を終えて千葉の家まで帰ってくると、門燈の中に何やら怪しい影が…

カネタタキ影-1

むむむ…?と近づいてみると、どうやらカネタタキが門燈のカバーの中に入り込んだらしい。
カネタタキ影-2

…ぼんやりと浮かぶシルエットが、なんだか少し風流に思えた。

試作ライブ標本

…ここしばらくBlogが全然更新できていないのですが、実は愛用のコンデジが調子悪く、思うように写真が撮れず、結果ネタがなく更新も出来ない始末。

とりあえず、お試しで作ってみたライブ標本「トノサマバッタのジャンプ」 でも載せて茶を濁してみます。

バッタのライブ標本-2

ジャンプして、飛び立つ瞬間のライブ標本です。
全体のポーズとしての躍動感は出たと思いますが、色が悪くなってしまったり、お腹がちょっと間延びしてしまったりと等々改善点はありますね。
バッタのライブ標本-1

…にしても、こういう手間の掛かるモノっていうのは、試作のハズなのに1つ作っただけで満足してもうヤル気がなくなってしまうのが困ったもので…。
本当なら、更に良いモノを作りたいところなのですが。

…あとコレ、実は針で支えているだけで固定されていません。
どうやって固定したものか……そこも悩みドコロ。

クリックして虫メガネアイコンを更にクリックすると、大きな画像が出るよ。
 ↓↓↓
バッタのライブ標本-3

採集記の続き

5月4日というかなり早い時期にカブトムシを採った(→記事)同じ日、他にもいくつか採れたものがある。
少し前に見つけたツツジがたくさん咲いているポイントでカラスアゲハを狙ってみるも、クロアゲハ・ナガサキアゲハなどは飛来するもののカラスアゲハは飛んでこない。
待ちながら何とはなしに足元を飛んでいたヤマトシジミを採ってみると、なんかオカシイ。
あっ!と思って丁寧に三角紙に包み、再び待つ。
しかしやはりカラスアゲハは飛んでこないので、また戯れにヤマトシジミを数頭ネットインしてみると、またおかしなのがいた。

ヤマトシジミ異常型2つ
いわゆる「紋流れ」と「黒紋消失型」だ。
消失型はたまにある型のようだが、紋流れはどうなのだろう…?

その後、待てど暮らせどカラスアゲハが現れないのでトラフシジミに狙いを変え、雑木林に向かった。
しかしトラフシジミも姿を見せず、オオスズメバチでも狙おうかとヤナギを見たら、例のカブトムシである。

それから少しして、林の縁に咲いたツツジに黒いアゲハが訪れているのが見え、近付いて確認したらカラスアゲハである。
「いたっ!」
…ひとつネックはあったのだが、とりあえず絶好のチャンスなので急いでネットインすると、嬉しいことに♀である。
地元産カラスアゲハ♀

だがしかし。
実はここ、ギリギリで地元市の外…隣の市になっている。
つまり、正確には地元市産ではないのだ。
たかだか10mも飛べば地元市に入る…というか、多分この個体は市の境界を何度も行ったり来たりしており、当然地元市側にも来ているだろう。
だがしかし、採集地点は地元市ではない。


嬉しいけど…悔しい。


正直、地区の境界なんて人間が決めたもので昆虫にとっては関係ないものだし、“どうせ境界線を行ったり来たり飛び回っているんだし、地元市ラベルにしたって問題ないだろ”とは思った。
しかし、そこは虫屋として、ラベルに誤った情報を書いてはいけない という大前提が自分を押し留める。
データラベルというのは「地域プレミアムの証明書」ではなく、「その虫(標本)がどの地点で採集されたのかを記した履歴データ」なのだ。
個人の思い入れや利益で故意に改ざんしたりしては絶対にダメなのである。


ならばなんとか地元側で1頭でもネットインできれば…と歩いていると、地元市側のツツジの辺りをウロつく個体を見つける。
「いたっ!」
と網を構えるが、そのまま飛び去ってしまった。
帽子も忘れて陽射し降り注ぐ中で再びの飛来を待つが、なかなか現れない。
「少し移動してみるか…」と歩きだしたら、林の縁を縫うように1♂が飛んできたが、目の前で方向転換して梢の方に上がっていってしまい、網を振るコトも出来ず…。
その後も何度か狙うもなかなかネットインできない。

だが、それでも粘り続け、ようやく1♂をネットイン。
「いよっしゃぁぁぁあッ!!!」
喜び勇んで網から取り出し…

地元産カラスアゲハ♂
右前翅が欠けておるぅぅぅ…orz

とは言え今度こそは正真正銘の地元ラベルのカラスアゲハ、しかも地元初採集である。
欠けがあるとはいえボロではないし、自分が作っている記録に追加はできる…と思い、丁寧に三角紙に包んだ。

この後、もう1♂をネットインするも、あまりにボロだったためリリース。
地元産カラスアゲハ♂ボロ
これで蝶道(チョウが飛んでくるルート)を掴んだと思ったのも束の間、飛来タイムが終わってしまったらしくその後は全然現れず…。

終了。



…千葉県に転居してから2年ちょっと、地道に採集してきた地元市の昆虫リストはもう少しで500種に達する。
微小昆虫は採っていなかったり、蛾もあまり採っていなかったりと偏りがあるのは否めないが、それでも広く集めてきたつもりだし、ほとんどの虫はきちんと標本にしてあるので確認も出来る。
地元市はあまりチョウ・ガ以外の昆虫が調査されていないっぽいので、500種を超えたらデータとしてどこかにキチンと発表したいところではあるのだが…

どうしたものかなぁ。
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
   ↓↓↓
akepon6464@yahoo.co.jp

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