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自然の節理

一見するとまだまだ夏のようでも、森のあちこちが既に秋へと変わりつつある…
そんな秋の気配が日に日に強まる森を歩いていると、突然けたたましいセミの悲鳴が響いた。
鳥か何かに追われたかと思ったが、声の出所が近く、しかも止まない。
何だろうかと探してみると、アブラゼミをがっしと捕らえたオオカマキリの姿。

オオカマキリの捕食-1

セミは必死に鳴き叫び、暴れる。だが、オオカマキリはそんなもの意に介さず、セミの複眼にかぶりつく。
トドメなど刺さず、暴れるのをよそに頭からもりもりと喰らい始めた。

オオカマキリの捕食-2

少しずつ、少しずつセミの暴れ方が弱まっていく…。

捕まれば死 、それが自然の掟。

その場面を目の当たりにした出来事であった。
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お客様

8月27日、多摩六都科学館での標本教室のお仕事を終えて千葉の家まで帰ってくると、門燈の中に何やら怪しい影が…

カネタタキ影-1

むむむ…?と近づいてみると、どうやらカネタタキが門燈のカバーの中に入り込んだらしい。
カネタタキ影-2

…ぼんやりと浮かぶシルエットが、なんだか少し風流に思えた。

試作ライブ標本

…ここしばらくBlogが全然更新できていないのですが、実は愛用のコンデジが調子悪く、思うように写真が撮れず、結果ネタがなく更新も出来ない始末。

とりあえず、お試しで作ってみたライブ標本「トノサマバッタのジャンプ」 でも載せて茶を濁してみます。

バッタのライブ標本-2

ジャンプして、飛び立つ瞬間のライブ標本です。
全体のポーズとしての躍動感は出たと思いますが、色が悪くなってしまったり、お腹がちょっと間延びしてしまったりと等々改善点はありますね。
バッタのライブ標本-1

…にしても、こういう手間の掛かるモノっていうのは、試作のハズなのに1つ作っただけで満足してもうヤル気がなくなってしまうのが困ったもので…。
本当なら、更に良いモノを作りたいところなのですが。

…あとコレ、実は針で支えているだけで固定されていません。
どうやって固定したものか……そこも悩みドコロ。

クリックして虫メガネアイコンを更にクリックすると、大きな画像が出るよ。
 ↓↓↓
バッタのライブ標本-3

カマキリのライブ標本

思い立ったので、ちょっと遊びで作ってみた。
威嚇ライブ標本-1
オオカマキリのライブ標本、威嚇ポーズ。

生きている個体を怒らせたのではなく、既にこの状態で乾燥済みである。
まぁナカナカ良く出来たとは思うが、満足のいく出来ではない。
威嚇ライブ標本-2

…が、しかし、再チャレンジするかと言われたら、ちょっともうやりたくない(^^;
なにしろエライ手間が掛かるのだ。
威嚇ライブ標本-3

「遊びでやる」という言葉には色々な意味がある。
『適当に手を抜いてやる』という意味で使うコトもあるし、逆に『コストや手間度外視で本気でやっちゃう』という意味でも使う。
今回は、もちろん後者
威嚇ライブ標本-4

正直、誰かに「私も作って」と言われて、気軽に「ええよ~」と言えるレベルの手間ではない。

今年の秋は、依頼されたコトもあって、やたらとバッタやカマキリの標本を作っていた。
自分はカブトムシ・クワガタムシをメインに色々な虫に手を出している(比較的)オールラウンダーな虫屋であるつもりだが、直翅類は標本作製に手間がかかるコトもあって、趣味としてはあまり深入りしていなかった。
にも関わらず、なぜかバッタの標本作製で目を付けられ、標本作製を依頼されて色々やるうちにバッタの標本の色を残す方法を試行錯誤してみたり、段々と深みにハマりつつある気がする今日この頃。
なんだか不本意である。

しまいには、一部の知人から「あ、バッタ屋の虫けら屋さんだ」とか「虫けら屋じゃなくてバッタ屋に改名したらいい」とか言われる始末。
大変に不本意である。

……。

…まぁとりあえず、これを入れられるケースを買ってきて、飾っておくとしよう。
威嚇ライブ標本-5

まだ頑張る

12月11日、夜。
朝方までの強い雨は昼前にはやみ、12月としては異様なほど暖かくなった日。
夜になっても気温があまり下がらず、上着がなくても平気なんかじゃないかというぐらい温かく、夜間は久しく鳴かなくなっていたカネタタキも活発に鳴いている。
なので、せっかくなので近所の灯火を見回りに行ってみた。

…灯火に越冬中の蛾が来ていないかと期待したのだが、もっと大きな影があった。

「まだいたのか!」

虫網の柄でつつき落としてみると、やはり オオカマキリ

20151212オオカマキリ
ごく稀に年明けまで生き残るような個体もいるらしいので、12月中旬なら極端に遅い記録というワケではないと思うが、それでもこんな時期にオオカマキリを見たのは自分では初めて。
2年ほど前の同じ頃にハラビロカマキリは見たことがあった(→記事:12月のカマキリ)ので、12月に見るカマキリは2種類目。

ハラビロは本当に満身創痍という感じで、いかにも“かろうじて生きてます”な感じだったのだが、今回のオオカマキリは前脚(カマ)の先がほんの少し欠けているぐらいでさほどの傷もなく、さほど老いている感じではなかった。
成虫になった時期がそもそもに遅かったのかもしれない。

シーズン真っ只中の虫を見つけるのはもちろん楽しいのだが、こういう季節外れの虫を見つけると、なんだかちょっとラッキーな気がして嬉しくなる。
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
   ↓↓↓
akepon6464@yahoo.co.jp

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