ライトルーペ

先日、古巣の「昆虫文献 六本脚」にお邪魔したところ、面白いアイテムを見つけて思わず買ってしまった。
それが コレ
ライトルーペ

カバー部分はアルミ(?)で、レンズの付いた本体部は白いプラスチック製。
一見すると、ただの安っぽい繰り出しルーペに見える。
しかし実はこのルーペ、
ライトルーペ点灯
LEDライトが付いている。

そのため、暗い場所でも虫を観察することができる。
ライトルーペ観察

ボタン電池なので電池交換もできて750円なので、試しに買ってみても損は無いと思う。
…ただ、中国製という事で不良品が混じる可能性もあり、通販で万一「点灯しない」とかいうクレームになって返品だの再送だのになると手間倒れになってしまうという事で、店頭のみの販売 だそうな。
気になる方は、六本脚店舗へGO!


…ちなみにこの虫、だいぶ以前に奄美大島で採集して、友人に見せたら「ホソカタムシ」と言われてタトウにもそう書いておいたのだが、改めて軟化して展足してみたところ触角がどうにもゴミムシダマシ。
サイズや外見からツノゴミムシダマシ系の…多分カスザブチビツノゴミムシダマシByrsax kaszabi )じゃないかと思うんだが、こういう虫の同定はちょっと(?)自信無い…。
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ちょっと虫採り行ってきます!

えー、昨年の春以前から当ブログをご覧頂いている方はもうピンときているかと思います。
はい、あの虫を探しに行ってきます。
思い当たらない方は……過去記事を見て頂けたら嬉しいです(笑)
2013年3月あたりとか、2012年2月あたりとか、2011年12月14日あたりとか。

さて今回行く予定の島は自身未上陸の島なので、まず行ってみないと状況も分かりません。
なので採れるかどうかも分かりません。
そして目的の虫が採れなかった場合、時期的に副産物もロクにいないので非常に寂しい結果になる可能性も…
ただひとつ確定しているのは、旅の最初と最後は移動がかなり大変というコト。


ガ、ガンバリマス!(゚Д゚;)



※画像ナシだとなんか寂しいので、タテジマカミキリの飛翔写真でも。
タテジマカミキリの飛翔
採って帰って来た後で、自宅で飛翔した時の写真なのでblog記事では使う機会なさそうだし…(^^;

標本修理のちょっとしたコツ

標本のフ節や触角などが折れてしまうというコトは、たまにあります。

リュウツヤ修理前

そういう時は折れた箇所を木工用ボンドなどで接着して修理します。
(※ニカワが一番良いそうですが、やや入手しづらい事や接着の為に温めたりと手間が掛かるため、近年は木工用ボンドを使う事が多いようです。)
接着の際、平らな台の上に置いて修理できればまっすぐに直せるのですが、修理箇所や状況によってはそう出来ないコトもあります。
そうすると、細長いパーツなどは接着しても乾く前に自重で下がってしまう…なんて事も。
そんな時は針などで下から支えて乾燥させることが多いのですが、角度の調整が難しく、なかなかまっすぐになってくれなかったりと苦戦することもしばしば。
そこで、こんな方法を御紹介。

まず、ペフ板や発泡スチロールなどでL字型の台を作ります。
大きさは、縦の部分が修理する標本より少し長いぐらいにします。

修理台

そして接着箇所を木工用ボンドなどでつないだ虫を、この縦の部分に刺して留めます。
ここで1つポイントがあり、虫はまっすぐに留めるのではなく、接着箇所がまっすぐになる角度に留めます。

修理中

画像では赤い矢印の部分を接着しているので、その右中脚のフ節がまっすぐ下を向くように留めています。
こうする事で重力によって接着部分が自然とまっすぐになり、しばらくそのまま置いておけば接着剤が乾いて、自然な角度で付けることができます。

乾燥が済めば、修理箇所はこんな感じ。
リュウツヤ修理後
パッと見では、折れた箇所はもう分かりません。

いかがでしょう?

【告知】標本教室

「昆虫の標本を作ってみたいけど、やり方がよく分からない」「我流で標本を作っているけど、基礎をちゃんと知っておきたい」…という方向けに、2014年3月むし社さんで標本作製教室を開催致します!

というコトで、主催は日本昆虫協会ですが開催場所は中野のむし社さん。
(ここ最近は毎回ここで場所借りてやらせて頂いています。)
内容は、く「チョウの標本作製」「クワガタムシのハネを開いた標本作製」「クワガタムシのハネを開いた標本(展翅展足)作製」の3編になります。
なお今回も、僭越ながら私が講師を務めさせて頂きます。


<むし社開催>
〒164-0001 東京都中野区中野2-23-1
むし社 第2営業部(509号室)


2014年3月9日(日)
 1回目(13:00~14:30) チョウの標本作製:3,000円
 2回目(15:30~17:00) クワガタムシの標本作製:2,500円
 3回目(17:30~19:00) クワガタムシの展翅展足標本作製:3,000円

※3回目の「クワガタムシの展翅展足標本作製」は、昨年11月からの内容改訂に伴い、時間が短くなっております。そのため、標本作製が初めての方・慣れていない方ですと時間内に終えられない可能性もございますため、御自身で基本的な展足が出来る方を対象とさせて頂きます。御了承下さい。


◎チョウの標本作製
展足とならぶ標本作製の基礎、チョウの翅(ハネ)を開く標本の作り方です。
小学校高学年以上向けです。

◎クワガタムシの標本作製
ミヤマやノコギリなどいわゆる大型クワガタの標本作製方法です。カブト・クワガタに限らず多くの標本作製の基礎となる「展足」になります。
標本作製というのは最初敷居が高く感じられるかもしれませんが、基本を覚えておけば実際にはそう難しくありません。

◎クワガタムシの展翅展足標本作製
クワガタムシを使って、翅(ハネ)を開いた標本を作ります。
なお、昨年11月からの内容改訂に伴い時間が短くなっておりますため、標本作製が初めての方・慣れていない方ですと「クワガタムシの展翅展足」は時間内に終えられない可能性もございますため、御自身で基本的な展足が出来る方を対象とさせて頂きます。
御了承下さい。


※お申込は、日本昆虫協会のホームページからお願い致します。
日本昆虫協会 標本教室ページ

※なお、迷惑メール設定等により、こちらからのお返事が届かない件がいくつか起きていますので、お申し込みの際は「hyohon-kyoushitsu@nikkonkyo.org」からの返信が受信できるよう設定を御変更下さい。

緋色の鎧を纏うもの

オレンジと山吹色の中間ぐらいの色をしたこのチョウは、ヒオドシチョウ という。
ヒオドシチョウ
初夏に新成虫が現れるチョウで、樹液に来ている姿をたまに見掛ける。
また、成虫で冬越しするので春先に越冬明けの個体が飛んでいるのを見掛ける事もある。

それほど珍しい種ではないのだが、まとまって見られる事はあまりなく、「あっちで1頭、こっちで2頭」という感じでポツリポツリと見掛ける印象。
オレンジの中に角張った黒い模様を散らし、その縁を黒と青の帯で締める。よく見掛けるルリタテハやキタテハより優に一回りは大きく、たまにしか姿を見ない事もあって、自分の中でちょっと格上があり、初めて採った時はかなり嬉しかった記憶がある。

毎年少しずつ多発生する場所が移っていくようで、同じ場所でも年によって見られたり見られなかったりする。
今年見た場所で来年も見られるとは限らない、掴みにくいチョウである。
それゆえ、見掛けた時は「おっ!ヒオドシだ!」と、ちょっと嬉しくなる虫のひとつでもある。

…ちなみに、このチョウの名である“ヒオドシ”は、実は昔の日本甲冑(鎧)のひとつ「緋縅(ひおどし)」から来ている。
一枚板ではなく小札を糸などで頑丈につないで作られた鎧を「(おどし)」と言って、その中で緋色(ひいろ)のものを「緋縅」というのだそうな。
緋縅の甲冑
つまり、このハネを侍の鎧に見立てて名付けられたというワケ。


…そう思って改めて見てみると、この姿がなんとなく勇壮に思えてはこないだろうか。
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
   ↓↓↓
akepon6464@yahoo.co.jp

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