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ギンイチモンジセセリ

春、
枯れススキの原にようやく緑が目に付くようになってくる頃、春の陽を浴びながらそのススキを縫うように飛ぶ小さなチョウがいる。

ギンイチモンジセセリ

ギンイチモンジセセリ春型

その名の通り後翅の裏側に銀白色の帯があり、また体がやや細身なこともありセセリチョウの仲間としてはかなりシャープな印象。
一見すると茶色で蛾のような地味なチョウだが、よく見れば意外と渋い美しさを持っている事が分かる。
ギンイチモンジセセリは翅を立ててとまることが多いので裏の銀線がよく印象に残るが、表もベルベットのような深い焦茶色で上品な美しさがある。

ギンイチモンジセセリ(翅表)

河川敷のススキ原などでよく目にするが、見つけるのはそう難しくないわりに 採りにくい撮りにくい 種でもある。
飛翔自体はさほど素早くはないのだが、枯れたススキの間を縫うように飛ぶため発見しても網を振りにくく、歯噛みしているうちにススキ原の奥へと消えてしまう。
採集するには、たまたまススキ原から飛び出してきた個体を素早くネットインするしかない。
(…ただし、季節が進んで緑が多くなってくると柔らかな新しい草の上を飛ぶようになるので、だいぶ採りやすくなってくる。)

また、飛んでいる個体はなかなかとまってくれないので撮影もしづらく、運良く草や花にとまって吸蜜や休憩している個体を見つけるしかないのだが、この翅裏の茶色と銀線模様が保護色になっており、枯れ草にとまっていると意外に見つけにくい。
“いないかなぁ…”と探していたら、すぐそばから飛び立って「そこにいたんかいっ!」なんて事も。

…ちなみに本種は7~8月にも夏型成虫が出現するが、こちらは裏面の銀白色の帯が黄色くなり、非常に地味だったりする。
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非公開コメント

No title

高梁市某産地にて今年初ライトトラップにてカミキリムシとシンクイやカメムシ、蛾を採集することができました                  虫がそろそろでてきていますね              

Re: No title

>インセクトさん
そうですね。
だいぶ季節の虫が出揃ってきました。

No title

なかなかコメントできなくてすいません。暖かくなってきましたね。ぼくは部活が忙しくてなかなか採集にいけないんです。ですからこのブログを見ていると採りに行きたいなという気分になります(毎日そうゆう気分なんですが・・・・)

Re: No title

>虫採りハンターさん
ブログのコメントは強制ではないですから、記事について何か書きたいな、と思った時に書いて頂ければ大丈夫ですよ。

『虫けら屋の「ちょっと虫採り行ってくる!」』は昆虫ネタのみという“縛り”は自分で課していますが、そこから先の内容については昆虫単体から採集・標本作製・雑記などなど多岐に渡っていますので、全部が全部コメントしたくなるような記事というワケではないと思います。

肩の力を抜いて読んで頂いて、「おっ!」と思った時にはコメントを付けてもらえたら嬉しいです。
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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akepon6464@yahoo.co.jp

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