アカスジキンカメムシ

5月下旬から6月にかけて、里山ではとても美しいカメムシが現れます。
若干の金属光沢を持った黄緑色に赤いラインを引いた姿、アカスジキンカメムシです。

アカスジキンカメ成虫

以前に紹介したナナホシキンカメムシやオオキンカメムシと同じくキンカメムシ科に属するカメムシです。
(→ナナホシキンカメムシ)(→オオキンカメムシ
初夏の雑木林で、日当たりの良い葉の上にポツンととまっており、目を惹きます。

この個体を撮影した5月下旬はちょうどアカスジキンカメムシの羽化時期で、終齢幼虫(※)と成虫が半々ぐらいで見られました。
更に、中には羽化したばかりでまだ金緑色に色づく前のレモンイエローの個体も。

アカスジキンカメ羽化

また、キンカメムシ類は(カメムシの仲間としては)成虫と幼虫の姿がだいぶ異なり、アカスジキンカメムシの幼虫は黒白のパンダ模様で、これはこれでカワイイ。

アカスジキンカメ幼虫

もしかすると成虫は見たことがなくても、この幼虫の姿は見た事がある、という人もいるかもしれません。
…この幼虫の背中、人によっては「笑顔の模様に見える」といいますが、いかがでしょう?



終齢幼虫
あと1回脱皮すれば成虫もしくは蛹になる状態の幼虫。
カメムシは蛹にならない不完全変態の虫なので、終齢から脱皮すればそのまま成虫になる。
逆に、カブトムシなどは終齢から脱皮して蛹になり、更に脱皮して成虫になる。
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No title

 アカスジキンカメムシはにおいもあまりなく、しかもとてもきれいでとてもいい虫だと思います。      僕が所属している倉敷昆虫同好会の観察で食樹がわかったニシキキンカメムシをぜひ採集したいのですが無理そうです。

No title

アカスジキンカメムシは図鑑や写真でしか見たことがないので採ってみたいです。僕的にはルリクチブトカメムシがお勧めです。青色がとてもキレイですよね。話は変わるのですが、オキナワカブトってめずらしくないですか?羽化写真など、できたらでいいので見てみたいです。

No title

>インセクトさん
アカスジキンカメは最も身近なキンカメムシですね。

>虫採りハンターさん
アカスジキンカメは今がちょうど成虫シーズンなので、天気の良い日に散歩がてら探されてみると良いかもしれませんよ。

オキナワカブトは、昨年10月にオキマル採集に行った際に見つけた幼虫です。
ただ、変態シーンを撮影するつもりはないので、ご了承下さい。

No title

アカスジキンカメムシを初めて見たときにはその美しさに暫し見とれてしまいました。
幼虫を見て成虫と思い名前を調べましたが,なかなか分からなかったことを思い出します。
幼虫と成虫は全然姿が違うことを知りました。
終齢幼虫の紋様を見るたびに私は笑ってしまいます。
アカスジキンカメムシの幼虫が笑っているように見えるからです。
美しさ,姿の変化,紋様の面白さとどれをとっても感動と驚きの連続でした。

Re: No title

>itotonbosanさん
アカスジキンカメムシ、私も初めて見た時には惚れ惚れと眺めていました。
市街地でも時々見られるキンカメムシですが、とても美しいですよね。

幼虫はおそらくは鳥の糞に擬態しているのでしょうけど、なんか人の笑った顔みたいに見えますよね。
ジンメン(人面)カメムシというと東南アジアの種がよく知られていますが、アカスジキンカメの幼虫もまた“人面カメムシ”かもしれませんね。
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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