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はじめてのコンデジ昆虫撮影(02)フラッシュを抑える

夜間採集で、上手いアングルで樹液に付いているクワガタを見つけた。
運良く外灯下の路上に静止しているカブトムシを見つけた。

採集するけど、このタイミングなら撮影も…

と考えてコンパクトデジカメを取り出し、フラッシュ焚いてパシャッ!
…が、フラッシュが強過ぎて虫も何もかも白っぽくなってしまった…

なんてコトがあります。
例えば、この写真。
フラッシュ露出オーバー

これはクワガタではなくナナフシで、しかも捕まえた後ではありますが、イメージは伝わるかと思います。
この現象は背景が暗い場合に特に起こりやすく、画面全体の明るさをカメラが自動判断して無理に補正してしまっているのと、フラッシュがそもそも遠距離用に設定されているので光量が強過ぎるために起こる現象です。

こんな時は露出調整をしてやると良いのですが、「それすらもよく分からん」という場合は、手近なもので一工夫。
ティッシュペーパーを1枚。
こんな感じで、ティッシュでカメラのストロボ部分を覆ってしまいます

ティッシュでストロボ

それだけ

こうしてストロボをティッシュで覆って強制的に光量を落としてしまうのです。
この状態で撮影してみて、画像を確認してまだ光が強いようならティッシュを折り畳んで厚くして、光量を更に抑え込みます。

ティッシュ使用

①は最初の写真で、ティッシュを使用せずにそのままフラッシュを焚いたもの。
②はティッシュをそのままストロボに被せたもの(ティッシュは元々2枚重ねなので、正確には“2枚”ですが)
③はティッシュを半折りしてストロボに被せたもの
④はティッシュを四折りしてストロボに被せたもの

…この写真だと、ティッシュを半折りにして被せたぐらいが適正かな、という所でしょうか。
ティッシュを何枚重ねにするかは周囲の状況や被写体との距離によっても異なりますので、一概に『何枚重ねがベスト』とは言えません。
状況によって変えてみて下さいませ。

普通に手元にあるような物とちょっとした工夫で、コンデジ写真はずっと“見られるもの”になります。

ぜひ、お試しあれ。
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プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
夏を中心に東京農業大学の「食と農の博物館」や公立図書館で標本教室を行い、毎年大好評を頂いています。また、科学館の昆虫展の教育展示標本を手掛けたりもしています。
趣味面でも年齢=昆虫歴というぐらいの虫好きで、好きが高じて農大で昆虫学を学び、きちんと基礎を踏まえた上で教室もやっております。

なお、Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいなら構わないのですが、決してフリー素材として置いているワケではありませんので、勝手な使用はご遠慮ください。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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