標本教室企画案、思案中…

日本昆虫協会の名義で、市ヶ谷会場やむし社さんで開催させて頂いている標本作製教室。
新たに「ライブ標本」の作製教室というのを企画中。

…というワケで、下の画像は生きているものではなく、いわゆるライブ標本であります。

ライブ標本01

ライブ標本というのは、通常の標本(下画像)と異なり生きているような姿で作るものを指します。
ミヤマ75

標本中心にやっている、いわゆる“虫屋”(→虫屋)からすればライブ標本というのは一種の飾り物であり、本来は標本と呼ぶべき物ではないのですが、一方で標本に興味を持ってもらいこの世界に入ってくるキッカケのひとつにはなるかな…という思いもあり、企画を立ててみようかと思った次第です。

…で、写真に挙げたのがその試作版第一号。
ライブ標本というと通常は木片などにとまらせて作る場合が多いのですが、初めてだと「整形+木に付ける」は難しいかと思い、まずはペフ板の上でクワガタ本体のみで威嚇ポーズで作ってみました。

出来としては、後脚フ節は多少不自然さがあるものの全体的には比較的良くできた……のですが、実際作ってみて、これでは全くの初心者の方には難し過ぎるな、と。

ライブ標本02

威嚇のポーズというのはとても見栄えがして格好良いのですが、その一方で体を起こすというのは思った以上に手間が掛かるというのが良く分かりまして…。
「初級」「中級」「上級」みたいにいくつかレベルを作ろうとは思っているが、正直これは初級ではないですね。
こういうのもいずれは良いと思うのですが、まずは初級の、全く初めての方でも出来るぐらいのものを作らないと。

ライブ標本03

そんなワケで、まだまだ企画実施までには試行錯誤が必要になりそう。

とりあえず、この試作品の実物も16日の大宮にて見本品で展示しますので、「ちょっと見てみたいな」という方は是非ドルクスグッズ・ブース内の、虫けら屋スペースにお立ち寄り下さい。
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No title

ウワ生きてるかと思ったあー!
…画面開いた瞬間に、
「キレイな虫の殺し方講習用に繊細な毛並みのミヤマを仕入れてみました」
とか一瞬想像しました(爆)

でも、仰るように、良~く見ると後ろ足がユルいんですね。
フセツではなくて足そのものの様子が、力強くないというか、もっと張ったほうが良いのかもしれないですね・・・?? …?
なんて、ちょっと知ったかぶりました(笑)

ライブ標本は作ったことはあまりありませんが、こういう格好よいのを観ると是非に挑戦したくなります。
標本というより、イワナの剥製などの感覚かもしれませんね。

Re: No title

>ふうけぃ☆風敬さん
「>足そのものの様子が、力強くない」…流石です!
そうなんです、後脚の“踏ん張ってる感”がないんですよね。
これ、多分フ節が後方に向き過ぎているんで、もっと左右で角度を開いてやればより力強く見えるハズなんですよ。
この向きだと、踏ん張って、腿節→脛節→とかかった力が、フ節にかかっていないように見えてしまうんです。

う~ん…やはり観察眼の鋭い人の目は誤魔化せませんね(^^;
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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