コットンパフ

以前に紹介した標本アイテムタトウ(→記事)。
旅先で採集した虫の一時保管や、小さな虫はこのまま展足まで出来る、甲虫屋やカメムシ屋(→虫屋とは)には必須アイテム。
そんな便利なタトウ、実は私は大小2種類を作って使い分けています。

タトウ大小

大タトウの方は、クワガタなど大型の虫を多数一時保管しておくため。
小タトウは、中~小型の虫の一時保管の他に、小型種の展足にも使います。
テントウムシやコルリクワガタなど小さな虫は、このタトウで展足も行い、乾燥したら台紙に貼り付けて標本完成となります(→小型甲虫の標本の作り方)。

しかし、実は普通に売られているカット綿の多くは、表面がわりと毛羽(けば)立っており、小さな虫を展足しようとするとフ節や触角などが不要に引っ掛かって案外やりづらく、更に乾燥後にマウントする際にもまたツメが引っ掛かってフ節がポキッ!…なんてコトも。
そんなこんなで虫屋さん達は、表面のなだらかなカット綿を探したり、自分で色々工夫したりしているワケですが、そんな時に意外と使えるアイテムがこれ、コットンパフ
コットンパフ箱

女性が化粧水などを肌につけるのに使うもので、その表面は市販のカット綿より遥かに滑らかに作られています。
…まぁ、顔につけることが多いので、当然と言えば当然ですね。

コットンパフ

パフの大きさはだいたい5×6cmぐらいのものが多いですが、メーカーによって少しずつ異なります。
私が愛用している「綿物語」という商品はサイズがやや大きくて5×8cmあり、これを百円ショップの習字用半紙を半分に切ったもので包んでいます。
だいたい1箱にパフが100枚ぐらい入って300~400円ぐらいなので、カット綿よりは割高ですがそれでも大した金額ではありません。
また、パフはそのまま1枚を使うのは勿体ないので薄く半分に裂いて2枚にして使えば、1箱で200枚ぐらいのタトウが作れます。

小さな虫の展足の際、カット綿の毛羽立ちに困っていたら、ぜひ一度お試しあれ。








※余談ですが、この愛用の「綿物語」、一時期かなり品薄になって手に入らなかった時があり、“もしやメーカーが生産中止しちゃったのか?”とか思って、ネットでやっと売っているのを見つけて10箱まとめて注文しまして。
なので、もう数十年は買わなくて良いだろってぐらい家にコットンパフが備蓄してあったりします(しかも虫用)。
コットンパフ大人買い
…ま、腐るモンじゃないから良いですけど(笑)
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虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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