酢酸エチルを持ち運ぶ

今回は、酢酸エチル(→記事)を常用している虫屋さん向けのアイテム。

虫屋さんは昆虫採集のために離島などに遠征に行く場合も多いワケですが、数日以上の長期遠征となると毒ビンの中の酢酸エチルが揮発しきってなくなってしまう事も多々あります。
そんな時、予備の酢酸エチルはどうやって持ち運んでいますでしょうか?

さすがに500ml瓶をそのまま持って行く方は少ない(※調査などで大量に使う方はこの瓶で持って行きますが)と思いますが、ではどうやって持ち歩くか。
…私自身は小瓶などに入れて持って行く事が多いのですが、ある方から教わった方法がかなり 目から鱗 だったのでご紹介。

それが、この小瓶
酢エチ小瓶

薬局で売っているカット綿を1/8ぐらいにカットして小瓶に入るだけ詰め込んで、
カット綿切る
ヒタヒタになるぐらい酢酸エチルを注ぎます。
小瓶は中蓋付きのモノの方が隙間からこぼれる心配もないのでGood
酢エチ小瓶中蓋

あとは、必要な時にピンセットで綿を一切れ取り出して毒ビンに入れるだけ。
いちいち注意しながら液体を注ぎ込む必要がなく、簡単な上に「入れ過ぎた!」とか「こぼした!」とかいう心配もない。
作業が短時間で済むので間違って毒ビンから虫が逃げ出す心配も少なく、しかも綿切れは小瓶で20枚以上入るので小さくても使い勝手十分、3~4日程度の旅行なら十分にもちます。

また、毒ビンだけでなく、採集した虫をタトウに上げるまでの一時保管の際も、チャックビニールに入れてこの綿を一切れ入れておけばOK.
虫の乾燥を防ぎ、かつ酢酸エチルなので防腐効果もある。
虫がたくさんいて綿一切れで心配なら、2~3片入れておけばOKと量の調節も簡単。

酢エチ綿使う

既にこの方法を使っている方もいらっしゃるかと思いますが、もしご存知なければ一度お試しあれ。
ビックリするぐらい便利です。



※ただし、薬品としての正式な保管方法ではないので、あくまで運搬用 で保管には向かないものと思われますのでご注意下さい。
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No title

コットンボールとか綿球という、名前の商品(昔の赤チン塗布用)を使ってます。これなら飛行機もセーフですし。

勉強になります。

こんにちは。

いつも楽しく拝見しています。

「毒ビン」について・・・とても参考になりました。
これからの昆虫採集の時に早速実践します。

Re: No title

>九州オオズさん
なるほど、その手もありますね!
液体で持って行きたいなら飛行機もセーフの除光液がありますが、なんか気分的に純酢酸エチルにこだわりたくなってしまう私です(笑)

Re: 勉強になります。

>siaymitoさん
ありがとうございます。
ぜひぜひ、お試し下さい。
旅行の際には間違いなく便利ですし、普段の採集でも予備で持っていると助かります。
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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akepon6464@yahoo.co.jp

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