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短報載りました

コガネムシ研究会という会が発行する鰓角通信(さいかくつうしん)」という雑誌に、私の短報(たんぽう)が載りました。

「短報」というのは、その名の通り短い報告記事。
採集記や分類・生態研究など数ページ以上に渡るものを報文といい、1ページ程度の簡単な(?)報告文を短報といいます(※専門雑誌に掲載されている物)。

…実は、短報を投稿したのは今回が初めて(報文は未経験・投稿予定)。
短報クラスのネタはいくつか抱えているのですが、実際投稿したコトは今までありませんでした。
なので、実際に自分が書いた記事が掲載されたのを目にして嬉しいやら恥ずかしいやら、「じじじ自分なんぞがこんな方々と同じところに記事が載ってて良いのだろうか!?Σ(゚Д゚;)」と恐縮するやら。

鰓角通信 No.26(コガネムシ研究会)
2013年4月30日発行


・久米島および渡名喜島のケブカコフキコガネについて
・奄美大島にてケブカコフキコガネ♀を採集
・山梨県にてカナブン黒色型を採集


同じ号に一気に3編。
詳細内容はここでは書きませんが、まぁタイトルから内容はだいたい分かって頂けるかと。

…で、掲載誌が発行されましたので1件ネタばらしをしてしまいます。
昨年末に行った久米島(→記事)ですが、ケブカは非常に少なかったと書きました。
確かに非常に少なく、死ぬほど苦戦したのですが、実は♀を1頭採集できました
もちろん久米島初記録。
その標本は御助力頂いた方の元に嫁入りしましたので私の手元にはありませんが、採集時に貴重な生態写真を撮影できましたのでここで公開。

久米島産ケブカコフキコガネ♀の生態写真
久米島産ケブカ♀

発見した場所が非常に条件の良い場所だったので、手を出す前に撮影する事が出来ました。
昨シーズンはケブカの発生がかなり早かったため、この♀もややスレた個体でした。

また、久米島産のケブカコフキは♂の変異が非常に激しく、サイズもさることながら色彩はやんばる個体群よりも更に大きな変異を見せます。
久米島産ケブカ♂
稀に鞘翅(上バネ)がクリーム色に近いような薄く明るい色彩の個体(写真左)も見られ、ここまで明るい色彩の個体はやんばるでも見られませんでした。

沖縄本島ではやんばると中南部で少し色がサイズの傾向が異なりますが、久米島の個体群は両方の性質を持っているようにも思えます。
おそらくケブカは沖縄本島から久米島に入ったのでしょうから(あくまで想像ですが)、本種が久米島に入り込んだ頃は、まだ沖縄本島のものは南北で分かれ始める前だったのかな、なんて想像もできます。
色々と想像を巡らせてみると面白いですね。


コガネムシ研究会HP
http://www.kogane.jp/
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虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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