○星テントウ

ちょっと下のテントウムシを見て下さい。
このテントウムシは何と言う名前でしょうか?
○○○ホシテントウ
「なんだ、ナナホシテントウじゃないか」

…と思った方、もう一度画像をよく見て下さい。

少しおかしくありませんか?


分からない?

では、星(黒紋)の数を数えてみましょう。
ココノホシテントウの星の数

1,2,3,4,5,6,7…8……9!!
七星(ななほし)のハズなのに、星が9つあります。

実はこのテントウムシ、ナナホシではなく ココノホシテントウといいます。
ナナホシより数が少なく河川敷など比較的限られた環境でしか見られない、ちょっと珍しいテントウムシです。

で、本物のナナホシテントウはこちら。
ナナホシテントウ

写真を見比べてみると、肩の紋が一対少ないのが分かります。

ナナホシテントウがあまりに有名なのに対し、一方のココノホシテントウは一般にはほとんど知られていません。
ナナホシテントウに比べて見つかる環境などが比較的限られている上、ナナホシがあまりに有名過ぎて仮にココノホシを見ても、「あ、ナナホシテントウだ」と思われてしまうのでしょうね。

…実は以前に某テレビCMでこのテントウムシが出ていたことがあり、一部の虫屋(→記事)の間で「あのCMに出てるの、ココノホシテントウだよね!?」と話題になった事がありました。
多分、CMを作った人は普通のナナホシテントウのつもりで使ったのだと思いますが、実は珍しいココノホシテントウだったのです。

河川敷や海岸草地などで時々見られるようなので、もしそういった場所でナナホシテントウを見かけたら、よく星の数を数えてみて下さい。
もしかしたらそれは、ココノホシテントウかもしれません。
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初コメントです。
まさに昨日、ココノホシテントウ採りました。
恥ずかしながらナナホシの変異かと思いました(苦笑)
案外珍しいんですね、キープしておいて良かったです(笑)

No title

 テントウムシは密かに集めています。
 ナミテントウの変異が多いので、ナナホシテントウ等も含めて全部同じ種類だと思っている人も居るようですが、テントウムシに詳しい人は虫屋全体でも少数派のように思いますので、CMも何を狙っていたかというより、ただテントウムシだと思っていたかもしれませんね(笑)

 知り合いや農家などに、「○○を見かけたらキープしておいてね」とお願いするとき、クワガタやカブトムシ、カナブンをそれぞれお願いすると、ちゃんと他のものを弾いてキープしてくれますが、テントウムシが欲しいというと、かなり多様な昆虫をキープしてくれます。ハムシやテントウムシは、人に頼むと驚くほど集まる昆虫かも・・・。

No title

ココノホシテントウって言うんですね。
てっきり黒点の数が多いナナホシテントウかと思っていました。
何分、相手が小さいので、よく見ていないと見逃してしまいますね。

一つ質問ですが、アオカナブンは標本にした場合、色が抜けてしまうことはありますか?
昨年までに標本にしたアオカナブンの標本を見たら、なんだか生きているときとは色が全然違うものになってしまいました・・・

Re: タイトルなし

>K庵さん
はじめまして~。
数日採集に出ていたもので、お返事遅くなってすみません。
ナナホシとココノホシは一見するとそっくりですから、知らなければナナホシだと思ってしまいますよね。

ナナホシは何処にでもいる印象ですが、ココノホシは場所が環境が限られているみたいです。
ただ、場所によってはココノホシばかり10頭以上見つかるような場所もあるので希少とまでは言えず、「環境限定レア」みたいなイメージでしょうか(笑)

Re: No title

>ふうけぃ☆風敬さん
ナミテントウの斑紋変異は小さなユニットボックスが埋まる分ぐらいは集めました。
ナナホシもたまに斑紋の大小の変異があったりするので、少しだけ集めています。
…完全にミーハーの集め方ですね(笑)

CM、確かに「ただテントウムシだと思って」はあるかもしれませんね。
とりあえず手近で見つけたテントウムシ使ってみました、みたいな。

虫屋さん以外にハムシの判別は難しいでしょうね…
テントウムシも、丸っこくて小さな虫は全部「テントウムシ」になってしまうでしょうから、マルウンカとかも入ってきそうです。

Re: No title

>モモンガさん
そうなんです。多分その「黒点の数が多いナナホシテントウかと」で、かなり見落とされているテントウムシだと思います。
ココノホシという虫自体を知らなければ、「ちょっと変なナナホシ」だと思ってしまいますよね。

アオカナブンの標本は、こちらでは特に変色したという出来事はないですね…
野外で見た時より赤みが増した気がするコトはたまにありますが、自然光と室内光との差なのかな?ぐらいで…
野外で「これはまごう事なき真緑!」と思って採って帰って自宅で見ると、「あれ?ちょっと赤みがあるな…」という感じのコトはたまにあります。
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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akepon6464@yahoo.co.jp

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