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ヒゲブトハナムグリ

この大きな触角とつぶらなお目々の可愛いコガネムシは、ヒゲブトハナムグリ という。
ヒゲブトハナムグリ-1
名前にハナムグリと付くが、分類的には原始的なコガネムシの一派らしく、ハナムグリとは異なるそうだ。
八重山諸島には、これを赤やら青やら緑やらに美しくしたオオヒゲブトハナムグリという虫がいてとても人気が高いのだが、このヒゲブトハナムグリだって十分に魅力的だ。

春の一時にしか見られないコガネムシで、大きさは1cmほど。
2週間程度と短い期間しか見られない虫で、ハルジオンなどの花粉を食べつつ晴れた日の日中に活発に飛び回って♀を探す。
ヒゲブトハナムグリ-3

何処にでもいるワケでもないのだが、案外身近に居たりすることもある、どうにも生息ポイントを予測しづらい虫だ。
初めてこの虫を見たのは埼玉の武蔵丘陵の辺りで、他に高尾山周辺でもたまに見掛けるので比較的自然の多い場所にある“まばらな草地”に見られる……と思っていたのだが、一昨年、自宅から自転車で30分ぐらいの場所で発生地を見つけてしまい、とても驚いた。
そこは雑木林に面したツツジ植栽畑(?)の脇の荒れ地で、キク科などの雑草が生える場所の片隅だった。

数頭を見つけて、はと気付けば周囲にいくつも飛び回り、歩き回っている。
ざっと見て数十頭、草地全体では100頭以上が飛んでいるだろうか。
ヒゲブトハナムグリ-2
♀は見つけづらい虫なのだが、さすがに100頭以上の♂が飛び回っているような場所ならば見つかる。
土が露出した部分を見ながらゆっくり探してみると、緑がかった前胸背の♀と、交尾しようとする♂の姿。
ヒゲブトハナムグリ交尾

…飛翔撮影もできて♀も複数見つかり、存分に楽しませてもらい、「来年、また撮影しよう」と場を後にしたそのポイントは、半年後に工事現場の白い鉄板壁に覆われてしまった。
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オオヒゲブト

偶然見つける事はあっても、狙ってはなかなか取れない虫の印象があります。そんな虫が大量にいた場所が工事現場ですか!やるせないですね。ヒメオオクワガタやオオクワガタのポイントが高速道路が出来てなくなってしまった事を経験しているので、お気持ちは御察しします。それ以来、取れる時にしっかり採る悪い癖がついてしまって困っています。人によっては乱獲と言われてしまいますね。
ところでオオヒゲブトはいい虫ですよ。うちの相方さんもこの時ばかりは、進んで協力してくれます。
虫けら屋さんも八重山にはいかれるのですか?

Re: オオヒゲブト

>アマミシカマニアさん
ヒゲブトハナムグリは自分の中で「ちょっと良い虫」に位置付けられているので、近所で見つけた時は驚きと共にとても嬉しかったです。それだけに、一年限りでポイントが潰れてしまったのはショックでした…。

個人的には、“自身できちんと管理できる範疇”かつ“現地生態系に影響が出ない範囲(個人の採集レベルならまず影響は出ない)”であれば多数採っても良いとは思っています。
…ただ、アマミシカマニアさんの仰るように、人によっては「乱獲」と不快に思われる方もいらっしゃるので、ブログでは多くを採集しても具体的な数はあまり出さないようにしています。

オオヒゲブトハナムグリも一度は採ってみたい虫ですね。マルバネの時期には何度か石垣島に行っていますが、他の時期にはまだほとんど行ったことがなく、春のオオヒゲブトや初夏のヤエヤマノコ、夏のハナムグリ類など八重山で採ってみたい虫は色々います。
…なんてコトを書いているだけでウズウズしてきてしまいますね…!!!!
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
   ↓↓↓
akepon6464@yahoo.co.jp

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