喜界島(&他)遠征記2014~01~

2月17日、奄美大島の空港に降り立つ。

…が、今回はレンタカー屋のお出迎えはない。
明日の朝早く船で奄美大島を立つため、車を借りても翌日の営業時間に返すことができないのだ。
そのため、実は今回は(奄美の採集記に毎回登場する)奄美の友人Y氏に夜までの案内を頼んである。

Y氏に拾ってもらうまでの間、暇潰しに空港周辺をプラプラと歩いてみる。
どんよりと曇った空と、南国とは思えない低い気温。
関東での防寒用のダウンジャケットを着ていても全然暑くないのは困ったものである。
気温が低いこともあって、チョウも飛んでいない。
ふと道脇に転がっていた木片をひっくり返したら、素早く走る虫影。
ををっ!と思ってよくよく追ってみると…







サッちゃん幼虫
お前かいっ!

「サッちゃん」こと サツマゴキブリ(幼虫)。
南西諸島で普通に見られる野外性のゴキブリで、結構大型。
一見すると三葉虫(サンヨウチュウ)のようにも見えるので、ゴキブリが苦手な私でも普通に観察するコトができる種ではある(触りたくはない…)。
更にフラフラと歩いていると、農道脇に看板。

だめどぅ!

だめどぅ

…島方言であって、別におかしな言葉ではないであろうコトは分かるのだが、妙に頭の中に残る響き。

だめどぅ

それはそうと、チョウでも飛んでいれば良いのだが、ロクに虫を見掛けないこの状況ではどうしても暇になってくる。
友人は普通に平日なのを無理を言って拾いに来てもらうので、待ち合わせは夕方。
網を振りたくなるような虫もいない状況で、しかも荷物を全部持ったままで何時間も歩き回るのは…
…で、結局暇を持て余し、空港に戻って三角紙を折り始める。
三角紙折り
今回の遠征ではさほど使わないと思うが、自分はチョウやトンボも多少は採るので、三角紙は折っておいて損はない。
百数十枚ばかり折った辺りで友人が到着。
空港で三角紙なんぞ折っている私を見るなり一言、
「アヤシイ人がいるー」

…うん、否定はしない

さて挨拶もそこそこに
「とりあえず“ひさ倉”でいいよね?」
「うん、それで」

阿吽の呼吸のように一会話のやりとりで行き先が決まり、そのまま友人の車に乗り込む。

ひさ倉で毎回お決まりの鶏飯を食べ、
鶏飯
それからビッグⅡという大型マーケットに寄ってもらい乾電池などを買い込み、せっかくなので2012年にケブカコフキコガネを採集したポイントに行ってもらったものの、低い気温と時折降る雨の中お目当ての虫は姿を現さず。
時折降る雨の中、ナンカイキイロエダシャクなどの蛾類がいくらか飛来したものの、甲虫と呼べるようなモノは飛来せず。

名瀬のフェリーターミナルまで送ってもらい、
名瀬フェリーターミナル
待合室が開いているのでそこで寝られそうなのを確認し、Y氏と別れる。


さて、重い荷物を持ってえっちらおっちら階段を上がり、ようやく中で一休み…と思った時、係員と思しきオジサンがやってくる。
「あの船乗るの?」
指す先には、マリックスラインのフェリーが寄港中。
がしかし、自分が乗るのは明日朝の奄美海運のフェリーだ。
「いえ、乗らないです。」
「えっとね、もう閉めちゃうから」




えっ………………?











…結局、待合室の前なら風雨は避けられるという事で、そこで一晩夜明かしすることに。
フェリー待合室締め出し
初日から前途多難…


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プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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