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アオドウガネ

夏になると、町中の明かりに飛んでくる緑色のコガネムシ。
アオドウガネ。
アオドウガネ
背中側は緑一色・お腹側は赤茶色という比較的単調な色合いと、普通種を通り越してそこら中にいるせいであまり顧みられることは少ない。
しかし、よく見てみると背面の緑色には深い輝きがあり意外と美しい。
…古いコンデジでは、その美しさを上手く写せないのだけど。
アオドウガネ-2

今でこそ関東辺りではすっかり普通種になってしまったアオドウガネであるが、元々はもっと西の方にしかいなかったコガネムシだった。
自分が初めてこの虫を見たのは、多分小学生の頃。
パチンコ屋の下から照らす強力な照明に、前日夜あたりに飛び込んで熱で焼かれて死んでしまっていた個体だったと思う。
夕方でまだ照明が点く前で、ライトのガラス(?)板の上に転がった緑色のコガネムシを見て、
「なんだこのコガネ!初めて見た!すげーキレイ!」
…とちょっと興奮したのを憶えている。

ちなみにこのアオドウガネ、背面の緑色にはやや変異があって、個体によって美しい緑から少し赤みがかってくすんだ緑色まで色々ある。
そんな中で、先日こんな個体を見つけてしまった。

アカドウガネ
真っ赤なアオドウガネ。
今まで、目撃だけのモノも含めるなら1,000頭以上のアオドウガネを見てきていると思うが、こんな色の個体を見たのは生まれて初めてだった。
もはやアオドウガネではなくアカドウガネだ。
ごく稀に出る色彩変異のようだが、ド普通種でもこういう事があったりするから昆虫は侮れない。


追記:
こういった思わぬ色彩変異は他の虫でも起こるようで、過去に「カナブン」「黒カナブン」という記事も書いているので、よろしければそちらもドゾー。
 ↓↓↓
カナブン(2012年4月3日)
黒カナブン(2013年12月8日)
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No title

アオドウガネって光沢鈍いけど、こんな感じの写真だとなかなかかっこいいな~と思って読み進めていったら、まさかの『アカドウガネ』!
なんじゃこりゃって感じですが、こういうヤツを見つけてみたいものです。
虫けら屋さんは、アオドウガネぐらいの普通種でも採集しているのですか?

Re: No title

>Taku34歳さん
以前は「好きな虫だけ」という感じでしたが、標本教室やこのブログをやるようになって「普通種もきちんと採っておかないと」と思うようになりました。
アオドウガネ、オンブバッタ、シオカラトンボ、モンシロチョウ…「そこらへんにいる普通種」って、誰も採らないので、いざ標本が必要になった時に手に入らないんですよね。
なので、最近はそういう普通種も少しずつ採るようにしています。

No title

たしかに、この虫の標本が今必要!ってときにすぐ作るなんてできませんものね。
コテコテの普通種でも、しっかり展翅・展足すればかっこいい標本になるんだろうなぁと思います(^^)

Re: No title

>Taku34歳さん
そうなんです。
しかも必要な時がシーズン中とは限らず、冬に必要になったりすることもあるので、「採って作ります」という事も出来なかったり。
また、普通種はいなくなった時に記録がロクに残っていなかったりします。
珍品や良い虫は皆こぞって採りますが、普通種は無視されがちで、いつの間にかいなくなって、「そう言えば、あの虫最近見ないね…」となってしまうこともあります。
きちんと採って、記録を兼ねて標本として残しておくことって大事だったりします、ホント。
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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akepon6464@yahoo.co.jp

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