カワラバッタ

その質感は、石そのもの。
「バッタの形の石彫刻」と言われたら信じてしまいそうになるほど精巧な質感の擬態。

カワラバッタ
カワラバッタ という。

玉石と砂が混じるような河原にいるバッタで、近年の河川改修で生息地を減らしているバッタである。
トノサマバッタに少し似ているが、大きさは二回りぐらい小さく、カワラバッタの♀とトノサマバッタの♂が同じぐらい。
…「イナゴとトノサマバッタの中間ぐらい」と言えばイメージが湧きやすいだろうか?

まるで石そのものの質感のこのバッタだが、飛んだ瞬間だけその水色の後翅が鮮やかにひらめく。
カワラバッタの翅
何もいないように見えた石の河原を歩くと、足元から水色のはためきが舞い上がり、しばし飛ぶと再び河原の石と化して消える。

河原に降りてしまえば石と同化してしまい、よほど注意していなければ姿を見失う。
河川敷のカワラバッタ
※ちなみに答えは以下。
河原のカワラバッタ-2

見事なまでの石擬態と、飛んだ時の青のギャップはナカナカのもの。
夏から初秋にかけて見られ、草の多い河原にはおらず、先に書いたような「玉石と砂が混じるような河原」で見られる。
こういう河原は近年減少しており、そこそこ希少な虫なので、もし見かけたらちょっとラッキーである。

…ただし、カワラバッタより更に二回りぐらい小さいイボバッタというバッタが、外見はちょっと似ている。
こちらは畑地や草地などで見られるので、騙されないようにご注意あれ。
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虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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