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ベニシジミ

町を歩いているとジンチョウゲの香りを感じ、日に日に春の気配が濃くなってきています。
今の時期、河川敷を散歩してみると、春の陽気に誘われて姿を見せ始めたモンシロチョウやモンキチョウが菜の花を訪れています。
そんな白や黄色のチョウに混じって、二回りぐらい小さいオレンジ色のチョウがいます。
それが ベニシジミ。
ベニシジミ春型

同じシジミチョウでもヤマトシジミやルリシジミはハネの表が水色ですが、このベニシジミはその名の通り紅色~オレンジ色をしています。
日本には似た種類はいないので、こんな姿のチョウを見たら間違いなくベニシジミ。
よくよく見ればハネの縁は白い縁毛があり、ちょっとオシャレ。
そしてこの紅色は一見のっぺりした色合いにも見えますが、よくよく見ると金属光沢を持っており、実は意外と煌びやか。

フチグロ-ベニシジミ
更によく見ていくと、後翅に小さな青い紋を並べる個体もいたりして、集めてみると個体変異もあって意外と面白い。

春から秋まで世代交代を繰り返しながら長く見られるチョウですが、まだいろどりの少ない春先、ベニシジミの鮮やかな紅色は目を惹き、春を感じさせてくれる虫のひとつです。
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お久しぶりです。何週間くらいコメントしていなかったことか、、、
春も感じられるようになり、暖かい日には採取に行きたくなってきましたね。
この前、学校に展示されていた僕の夏休みの自由研究の標本、机から落下してしまったようですが、虫けら屋さんの標本教室で作製した標本は無事でほっとしたのですが、そのことで思い出しました。そういえば、標本教室いつになるのだろう、と。
何度も何度も「標本教室」とうるさいとは存じますが、標本教室では標本を作ることだけではなく、虫けら屋さんの話を聞く、というのも楽しみでして、、、
次の標本教室、いつ頃を予定していますか?また面白い昆虫の話を、楽しみに待っています!
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
夏を中心に東京農業大学の「食と農の博物館」や公立図書館で標本教室を行い、毎年大好評を頂いています。また、科学館の昆虫展の教育展示標本を手掛けたりもしています。
趣味面でも年齢=昆虫歴というぐらいの虫好きで、好きが高じて農大で昆虫学を学び、きちんと基礎を踏まえた上で教室もやっております。

なお、Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいなら構わないのですが、決してフリー素材として置いているワケではありませんので、勝手な使用はご遠慮ください。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
   ↓↓↓
lucanidae@hotmail.com

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