オオマルハナバチ

オオマルハナバチ

12月4日の奥多摩材採の際、ツヤハダと同じ赤腐れ材から出てきたオオマルハナバチの越冬女王。
黒地にレモンイエローとオレンジ色が入る美しいハチで、全身フサフサの毛に覆われた姿はまるでヌイグルミのような可愛らしさがある。
本種をはじめとするマルハナバチの仲間はどれもフサフサの体毛をもっており可愛らしいのだが、サイズがわりと大型のため一般人には怖がられやすく、春のハイキングなんかで花に来ている女王バチに逃げまどう人もたまに見掛ける。

しかしながら性質は至って温厚で、こちらがわざと掴んだりでもしない限り、まず刺してくることはない。
花に来ている個体も、目の前で観察していたって何食わぬ顔で蜜と花粉を集めるばかりで、人に危害を加えようなんて素振りはカケラもない。
訪花している個体を小枝で突いてイジメると、慌てて逃げていってしまうぐらいだ。

巣は毎年解散して新女王蜂だけが越冬して春になると一から巣を作り始める。
桜やツツジの花に来ては、せわしなく蜜や花粉を集めている姿をよく見掛ける。
都市部でも、よく似たコマルハナバチはよく姿を見掛けるが、そちらはレモンイエローの模様がないものが多く、黒地に腹端だけオレンジ色というパターンが多い(※レモンイエローの入った個体もたまにいる)。
春になったら、きっとこのブログでもコマルハナバチを紹介する事になると思うので、そうしたら「あ、冬に出てきたオオマルの仲間だな」と思って頂けたら何より。



…ちなみに、クマバチとよく混同されるが、クマバチは胸部の毛が黄色で他は全身真っ黒。
オオマルハナバチは襟元と腹部に黄色の毛があり、腹端はオレンジ色。

それと、たまに“ハナマルバチ”という誤記を見掛ける事があるが、正しくは“マルハナバチ”。
ハナバチという蜂の仲間で、丸っこいから丸花蜂→マルハナバチです。
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Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

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