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ミカド様

さて問題。
このセミは何という種類のセミでしょうか?

ミカドミンミン





…スパッと答えられた人は、それなりに虫好きさんの可能性が高いですね。

正解は、ミンミンゼミ

でも、ミンミンゼミと聞いても、記憶の中にある姿と違っているかもしれませんね。
それもそのはず、普通に見られるミンミンゼミはこんな模様なんですから。

ミンミンゼミ標本

しかし、ミンミンゼミには一部に黒色部が減退して全身緑色になる変異型が見られ、ミカド型(ミカドミンミン)と呼ばれています。
頭部・胸部・腹部の黒色部がすっかりなくなってしまい、まるで別種のセミのように見えますが、鳴き声は普通のミンミンゼミと何ら変わりありません。
また、ミカド型への変異は幅というか段階があり、普通のミンミンより多少黒色部が少ない程度の個体から、ミカド寸前のわずかに黒色部が残っているモノまで個体ごとに様々です。
下の写真は、わずかに黒条が残っている個体同士の交尾です。

ミカド(偽)の交尾



……え?

そんなミンミンゼミは見たコトない?

…実は、このミカド型という変異型は一部地域にやたらと集中して見られ、その他の地域ではほとんど見られません。
それが何処かと言うと、実は山梨県韮崎市とその周辺市町村。
2011年の夏に採集した際の印象では、全体の1割強が完全なミカド型で、6割強がミカド型になりかけの黒色部減退型、残りの3割弱が通常型という感じでした。

韮崎というとクワガタ採集のメッカで、行く方はクワガタか、あとはゴマシジミ…という感じですが、こんな面白い虫もいたりします。
ぜひぜひ、目を向けてみて頂きたく。



ちなみに、ミンミンゼミに限った事ではないのですが、セミは極端に個体密度が高くなると警戒心がやたらと低くなります。
単体で木の上で鳴いているような個体は近付くだけで逃げてしまったりしますが、一本の木に何十頭も集まって合唱しているような場合、手掴みでも簡単に採れてしまったりします。
なので、もし探してみたい場合は、まずミンミンゼミの大合唱を探すのが早道です。
森から大合唱が聴こえるような場所よりも、小さな林や、場合によっては数本の街路樹などから大合唱が聴こえるような場所が有望です。
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こんばんわ!

来夏はミカドミンミン狙ってみます!

今年の夏にアカエゾの
アドニスタイプ採りました(^^)v

Re: こんばんわ!

>クワデリさん
羨ましい!
…実のところ、まだ普通のアカエゾも採ったコトがなかったりします。

ミカドは、大合唱している所で片っ端から採ればまず見つかると思います。
産地で数採ればポツポツ混じる虫、という印象でしたので。
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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