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プラモデル ~バラバラになった虫の修理~

外灯回りによる灯火採集などでは、前日以前に飛来した個体の死骸を見つける事もよくありますね。
その飛来が古い場合、既にバラバラになっている事もよくあります。

…で、そんな時、その見つけたバラバラ死骸が滅多に採れないような特大個体や珍品虫だったりする事があります。
その上、奇跡的にバラバラになったパーツが全て揃って欠けがなかったりする事も……たまにあります。

どうするか?



プラモデルします。


要はバラバラになったパーツ毎に形を整えて乾燥させ、最後に接着して完成標本にしてしまう技です。
パーツごとに組み立てて接着して完成させる様があたかもプラモデルを作るかのようで、標本屋の間ではよく「プラモデルする」と言われます。
原理は簡単だし、基本的にはパーツの正しい位置さえ知っていれば誰でも出来ます。

プラモデル1

…が、これが難しい。
何が難しいって、展足が難しいのです。
普段は全パーツがつながった状態で展足するので完成イメージを見ながら行えるのですが、バラバラに行うと脚の角度やら何やらもうサッパリ。
それでも必死に頭の中で『完成予想図』を思い浮かべながら形を整えていくのですが、いざ乾燥して接着合体してみると、どーしてもズレが出てきます。

プラモデル2

写真はマレーシアのTanah Rata(タナ・ラタ)という町の時計塔の明かりの下で拾ったアンタエウスオオクワガタの♀ですが(バラバラの死骸状態で拾ったもの)、右中脚の角度が狂ってしまってますし、画像からだと分かりにくいですが実は後脚もズレてますし、中脚フ節の向きも変です。

プラモデル3

…まぁ、こういうのは“上手くやるコツ”というのは無いので数をこなして腕を上げるしかないのですが、正直あんまりやりたくないです。
大好きな虫だったら“勿体ない”という気持ちが勝ってプラモデルしたりしますが、基本的には非常に手間が掛かるし、好んでやりたいモノではないですね…。

とは言え、バラバラになった標本の修理というのは良い練習にもなりますし、バラバラになってしまった飼育個体を標本にする事もできます(フ節の節ごとにバラバラになる程だと厳しいですが…)。
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虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
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