月齢カレンダー

月齢カレンダー2012

外灯回りにしろ自前灯火にしろ、灯火採集を考えるなら絶対に持っていた方が便利です。
カブト・クワガタや蛾など、灯火に来る虫を狙い場合、月齢というの非常に大切になります。
虫は新月に近いほど灯火によく集まり、満月に近いほど集まりは悪くなります

夜間に飛び回る昆虫の多くは、月や星の光を基準に飛行しています。
月や星は距離が非常に遠いため、光はほぼ平行に地上に届きます。そのため、その光を一定方向(たとえば、常に背中側に、など)から受け続けるように飛べばまっすぐに飛行する事ができます。
ところが、外灯などの光は非常に距離が近く、同じように背中側から光を受けるように飛ぼうとすると光源の周りをグルグルと回ってしまいます。

月の光というのは意外と強く、周囲に明かりのない場所だと半月ぐらいでもクッキリと影ができる程です。
そのため昆虫も外灯よりも月の光を基準に飛び、あまり灯火に集まらないのです(※全く来ないワケではないですが)。
しかし、月が新月に近い(三日月なども)と、その光も弱く、虫は外灯の光に寄せられます。
そこで、灯火採集をする場合、事前に採集する日の月齢を確認しておく事が非常に重要になるのです。
写真のカレンダーから来年の4月を例に挙げると、7日が満月で21日が新月になります。
という事は、7日は最も灯火に虫の集まりが悪く、21日は最も虫が良く集まる可能性が高い、という事になります。
この情報に、採りたい虫の発生時期を重ね合わせ、採集の予定を立てるワケです。

今はインターネットでも「月齢」などのキーワードを入れて検索すれば簡単に調べる事ができますので、カレンダーが必ずしも必要というわけではありませんが、カレンダーの良い点として、各月の月齢をまとめて見られ、いちいち検索をする必要がないという事が挙げられます。
パソコンや携帯でネットにつながなくても、ペラペラとカレンダーをめくるだけで調べられるのです。

「夏の旅行でカブトムシを採ろう!」などの場合、灯火を見て回るつもりなら月齢の下調べは必須です。
満月と新月とでは成果に倍以上の差が出る事も珍しくありません。

私の場合は、数字・月齢共に大きく見やすいので写真のタイプを毎年愛用していますが、他にも何種類かありますのでご自身で見やすいものを選ぶと良いでしょう。
月ごと縦一列タイプのもので「月の出・月の入」も記載されたものもあり、字が小さくても構わないのであればそれがお薦めです。
月齢が多少悪くでも、月が出る前であれば当然月光はなく、虫も灯火に集まります。
そこで、月が出るまでの間に勝負をかけるという方法もあるのです。


月齢。
外灯回りや自前灯火など、灯火採集の成果を大きく左右する情報なので、簡単にチェックできるアイテムとしてカレンダーはなかなかオススメです。
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No title

虫けら屋さま。初めまして、おはようございます。(^^)/ 月齢カレンダーは便利ですよね、私は灯火採集はしたことありませんが夜間採集にも役立つので私も参考にしてます。私は昆虫フィールドのカレンダーを数年愛用しております。

Re: No title

>森崎クワガタさん
ようそこ、はじめまして。
私は、遠征に行く際なんかも月齢をかなり参考にして日程を考えます。
せっかく足を伸ばすなら、少しでも成果を多くしたいという事で…(^^;
プロフィール

虫けら屋

Author:虫けら屋
もっぱら採集中心の虫屋さん。当初は東京で発生が確認されたが、後に埼玉県に移入、現在は千葉県での生息が確認されている。
肉眼で見て楽しめるぐらい大きなミーハー虫が好き。

Blog内の写真・文章等については、少しの引用的転用ぐらいならOK…と思っていたのですが、なんか最近フリー素材か何かと勘違いされているフシがあるので、今後は勝手に使わないでね。

※お問い合わせを頂く際はEメールにてお願い致します(採集ポイント等についてはお答えできかねますが…)。なお、採集遠征等により、お返事まで数日以上掛かる場合もございますので予めご了承下さい。
   ↓↓↓
akepon6464@yahoo.co.jp

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